牛丼屋さんで気づいたこと
- 藤井 浩行
- 2020年3月20日
- 読了時間: 2分
先日、ある牛丼屋さんのカウンターで牛丼を食べました。 ちょうど向かい側に座った35歳くらいの男性が、同じく牛丼を食べていました。 見るともなく見ていて、その人がスプーンで牛丼を食べていることに気づきました。 心の中で「えっ!?牛丼は箸で食べるでしょう(普通は)」とつぶやいていました。 そして次の瞬間、はっ!としました。 自分の中の“常識”と言う枠の中で物事を考えていて、それに疑問を持っていない自分がいることに気づいたからです。

ふだんから先入観は持たないようにしようとか、固定概念は持たないようにしようと心掛けているにも関わらず、まだまだたくさんの先入観や固定概念に縛られている自分がいます。 自分の過去の経験や育まれた価値観が無意識に、新たな可能性を閉ざしている可能性があります。 無意識に「これはしたらいけない」「これはやったらダメだ」など、いろいろな制限を自分自身にかけているかもしれません。 そう考えた瞬間に、脳はそれ以上考えること、可能性を見つけようとすることを止めてしまうようです。 山の頂上に至る道はたくさんあるように、ものごとの解決策もたくさんあるのでしょう。 仲間と話していると「あれができるかもしれない」「これも可能性がある」とたくさんの突破口に気づくことがあります。価値観や意見が違うからこそ、よりたくさんの可能性が生まれるのでしょう。 心の扉はいつもオープンに開いおくよう訓練を続けます。
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