そのような訳で、私の子供時代はそれほど裕福ではなく、高校進学時には卒業と同時に就職することを決めていました。

18歳で、何も持たず単身で埼玉県のある中小企業に就職しました。

その頃の私は（今思うととても恥ずかしいことですが）、父母のことを尊敬することができず「人生の負け組の親のようにはなりたくない」という思いで「お金に困ることのない、社会的にも認められるような人になりたい」と考え、常にチャンスを探していたように思います。とは言え、学歴なし、資金なし、人脈なしの中で、もがき挫折していた日々でした。

その頃に心がけていたのは「どんな仕事でも手を抜かない」ということでした。

その甲斐があってかどうか、何回か転職する中、どこに行っても上司には仕事ぶりを評価してもらえるようになりました。

そして、そんな私の仕事ぶりを見ていて新しい仕事に誘ってくれた人がいました。

ある会社で元同僚だった、のちにフルキャストの社長として東証一部上場を果たした、平野さんです。

後に私は、フルキャストの前身となる神奈川進学研究会に社員として入ることになります。

​平野さんには今でも感謝しています。

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　そしてちょうどその頃、私にとっての大きな意識の変革がありました。

シナジー・スペースが主催していたシナジーⅢという研修です。それまでの人生観が180°転換しました。

それまでの私の意識（床）は「自分は不幸である」でした。無意識ですが思考も行動も、すべてそこからスタートしていました。

そしてその源泉は、父母にあると思い込んでいました。そうすることで自分を守っていたんです。

だから、何をやってもポジティブなエネルギーになっていなかったのかもしれません。

しかし、研修の中で「すべての結果は自分が創っている」＝「自分が源泉」に出会いました。

「自分が源泉で創った結果なら、自分が源泉で創り変えることができる」・・・

「これだ！」と思いました。

「自分が源泉」の立場をとると、意識もニュートラルになるようです。

そして意識がニュートラルになると、それまで見えなかったことが見えてくるようです。

それまでは不満の対象でしかなかった両親ですが、彼らができる精いっぱいの中で、どれだけ愛情を注いてくれていたかに気づきました。

そこから、世界（世の中）の見え方が変わりました。

すべての思考、行動が「自分は十分幸せだ」から始まるようになったのです。

今の自分は、そこから始まっています。

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　直後に、私は運命の人と出会い、出会いから３日でプロポーズし、６か月後には結婚式を挙げていました。

そして、それも運命かもしれませんが、結婚から８年後に彼女は４０歳で癌で亡くなってしまいます。

それはちょうど、私が新しい会社㈱アミューズキャストを立ち上げたばかりの時でした。

人生は何があるかわかりません。

このような経験から私には確信があります。

それは、どんなことが起こっても、その現象をニュートラルに「自分が源泉」で捉えること。

そして仲間がいれば何があっても大丈夫、と。

 

　縁があって、自分の人生を変えた「自分が源泉」の本質を、今後は「幸せ感性力」として伝えていきます。

そして目標達成や人間的成長をサポートすることで、がんばっている人、悩んでいる人の力になれる“仲間の一人”になりたい。

そんな思いでMotivationFarmを運営しています。

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そして、愛と平和であふれた世の中の実現に貢献します。

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