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僕の幸福度

慶応義塾大学に、「幸福学」を研究している前野隆司さんという教授がいます。教授はアンケート調査から統計的手法を使って、「幸せ」の4つの因子を発見しました。 それは以下の通りです。 第1因子 「やってみよう!」(自己実現と成長)因子 第2因子 「ありがとう!」(つながりと感謝)因子 第3因子 「なんとかなる!」(前向きと楽観)因子 第4因子 「ありのままに!」(独立と自分らしさ)因子 そして「幸福度測定のための質問」を開発しました。 各因子の強弱を数値で表すもので、最低得点4、最大得点が28です。





それをやってみました。そして比較のために僕が人生で一番希望を持てなかった時期の30歳前後の時と、収入や社会的地位という意味では一番豊かだった45歳頃のことを思いだしてやってみました。 それが次の結果です。30歳頃→45歳頃→現在(60歳)の順で示します。 (偶然にも15年刻みになりました) ちなみにカッコ内の数値は15,028人のサンプルの平均点です。 第一因子「やってみよう!」因子(17.85) 12→22→24 第2因子 「ありがとう!」因子(23.80) 13→16→26 第3因子 「なんとかなる!」因子(17.41) 10→18→24 第4因子 「ありのままに!」因子(18.99) 10→17→25 僕のそれぞれの時期の状況を良く表しているなぁという実感します。 15年前と現在の自分は何が違うかと言うと、まず一つはパーソナル理念が明確であること、自分の強みを明確にしたこと、つまり自己基盤を創ったことで軸が定まったことです。 そして、叶うかどうかは保証はないけれどもビジョンがあること。 ビジョンは結果として叶うと嬉しいけれども、そうでなくてもそこに至るプロセス自体に意味と価値があると考えています。 これらが自己承認、自己肯定感につながっているように思います。 その結果、幸福度が上がったのではないでしょうか。 特にパーソナル理念と自分の強みの明確化は第4因子に、ビジョンは第1因子に寄与していると思われます。 第2因子について心当たりがあるのは「足るを知る」ことが理解できるようになったことです。今、在ることに感謝できるようになりました。 「当たり前」のことが「当たり前」のことでないことに気づき、「当たり前」と思われることにも感謝できるようになりました。 第3因子について心当たりがあるのは、経験に因ることが大きいかもしれません。 なんだかんだ言って、これまでの人生、なんとかなってきましたから(笑) 特に最近考えているのは、現在の自分の状況は過去の自分が創ってきたのだから、人生は自分が考えた通りになるということがやっとわかってきたように思います。 それは心理学で言う潜在意識のパワーであったり、仏教で言う阿頼耶識のパワーであったりということです。思考にはパワーがあるようです。 最近は、自分自身に「良い結果」をプログラムすれば「なんとかなる!」のではないかと考えています。それが幸福度測定の数値に反映されているのではないかと思います。 ともあれ、ここ10年ほどの自分の行動が「幸福度」を上げてきたのは間違いないようです。 「ワークエンゲイジメント」を探究する中で「幸福学」に出会い、この10年ほどテーマにしてきた、「経営者も従業員もハッピーな組織づくり」の大きなヒントをもらったように思います。 有難いことです。

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