個人ブランディングの時代?
- 藤井 浩行
- 2020年2月13日
- 読了時間: 2分
ビジネスで使われていた「ブランド」「ブランディング」という言葉が個人にも使われるようになったと感じます。
特にフリーで仕事をしている人などは、自分のブランディングを意識している人も多いのではないでしょうか。
ビジネスにおけるブランドの大きな要素は「他の商品・サービスとの違いが認識できるもの」としての「識別性」と「それなら安心だ」という「信頼性」だと思います。
「ブランドとは形のない価値、ユーザーが商品やサービスに対して持つ共通のイメージ」と言う人もいます。
企業、商品、サービスのポジショニングを明確にするために、ブランディングはビジネスにおいてとても重要だと思います。
ブランドイメージ(コンセプトと言い換えることができるかもしれません)が明確になると、何をやるかが明確になるように思います。
どう行動することが効果的か、目的に適しているかということが明確になるからかもしれません。
そういった意味で、理念=存在理由を明確にすることは、究極のブランディングなのではないかと思います。

僕は自分のパーソナル理念を明確にすることで、ずいぶんと行動にぶれがなくなりました。
8年ほど前に初めて創ったパーソナル理念は「私は『自分が源泉』を生き、ふみ出す一歩を力づける力です」でした。
そして2年ほど前に創った進化したパーソナル理念は「私は世界を平和と愛で満たすことに貢献します」です。
新しい理念は、スケールが大きくなってしまって気恥ずかしいのですが、魂の深いところから出てきた言葉なのでオープンにしています。
何か大切な選択をする時、行動する時にはこのパーソナル理念が意識に上がってきます。
また、きっと普段の無意識な行動にも影響を与えているのではないかと思います。
これらのパーソナル理念が明確になってから、生活のレベルが上がったように感じます。(残念ながら経済的な生活レベルではありませんが)
それは、そこに「意味」が付帯するからだと考えています。
またパーソナル理念に基づいた行動は、外界に現れて見えると思います。
それが「識別性」「信頼性」につながるのではないかと考えています。
「理念を明確にすることは、究極のブランディング」というのは、そんなところから出てきた考えです。
だから企業や商品だけでなく、個人が自分の人生を充実したものにするために自分自身をブランディングすることがあってもいいのではないかと思います。
その第一歩は、パーソナル理念やミッションを明確にすることだと思います。
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