セッションから学んだこと
- 藤井 浩行
- 2020年2月27日
- 読了時間: 2分
先日、僕がファシリテーターを担当しているSVR(Super Vision Realization=スーパービジョンの実現化) プログラムの4回目(月1回・全6回)のセッションでした。
参加者の方々は、それぞれに成長しビジョンに向かって歩み続けています。
そしてセッション中のシェア(分かち合い)で、次のようなものがありました。
「このセッションはビジョンに立ち止まれる場です」
「自己承認できるようになって、人生の質が上がりました」
とても嬉しいシェアでした。
なぜなら、そのコトを意図してファシリテートしていて、そのコトが実際に起きていることが確認できたからです。
私たちは、毎日の忙しさに、ついつい何のために仕事をしているかを見失いがちです。
そして、様々な出来事にぶつかって反応し、時間という資源を非生産的に消費することがあるようです。
セッションは、そのビジョンに立ち帰り、何のために今、この仕事をしているのかを再認識する機会です。
SVRプログラムは、月一回のセッションの他にもWebでのミーティングやメールシェアなど、ビジョンに立ち返る機会をいくつも用意しています。
そのことで、ビジョンがいつも意識に上がっている状態を創ります。
私たちが意識しているのは3%~10%で、残りの90%~97%は無意識の領域だと言います。
ビジョンはできるだけ多く意識することで、無意識に浸透していくのだと思います。無意識に浸透したら、意識しなくてもすべての言動がビジョンに向かって行われるのではないかと思います。
そして、それが結果となって現れてくるのではないかと考えています。
また自己承認は自分自身を力づける、大きなファクターだと思います。
何かにつけ「自分はダメだ」「あれができていない、これができていない」と欠けているところに目が行きがちです。
きっとこの自己内会話は一日に何十回、何百回と行われているのではないでしょうか。
その都度、自己暗示をかけることになり、ますますそのような意識が強化されていくのでしょう。結果としてそのような行動も増えていき、自分の意図と反した結果が生まれ続けるのではないでしょうか。
しかし、冷静に考えれば、その何十倍、何百倍もうまくいっている事の方が多いはずです。そのことをしっかり見ることが大切だと思います。
また、自分を否定する時は「良い、悪い」の判断、評価が入っていることが多いと思います。判断、評価が入ると良いところを見逃してしまうようです。
良い悪い別で、ありのままの自分を認め、許すこと(完了)が、自分の良さを認識するために効果的なのではないかと思います。
セッションを通して、僕自身が大きな学びを得ています。
感謝です。
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