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「自己承認」

幸せな人生を過ごすうえで「自己承認」がとても大切だと思います。


「自己承認」がしっかりできている人には、以下の特徴があるように考えています。

・自信を持っているため物事を成し遂げる力がある

・良好な人間関係を創り維持することができる

・自分自身で自分を力づけることができる


時々「根拠のない自信」と言いながら素晴らしい結果を創っている人に出会うことがありますが、きっと自己承認の上手な人なんだろうと思います。



僕が客観的に「素晴らしい結果を創っているなぁ」と感じる人でも、自分自身を認めず、苦しんでいるように見える人がいます。

ゴールが近づくと、もっと先にゴールを移動し、結果としてゴールの無いマラソンをしているようです。

馬車馬のように自分自身を鞭打っているようです。

「行動が結果を創る」としたら「自己承認」できていても、できていなくても「行動」があったら「結果」はついてくるはずです。

そう考えると、同じ結果を出すのにも「自己承認」しながら行動した人の方が「幸せ感」が大きいのではないかと思います。


僕自身もかつてはそうでしたが、「自己承認=甘やかし」になるのではないかという恐れがあるのです。

ここで承認したら、それで満足して足を止めてしまうのではないかと。成長や発展が止まるのではないかと。

ある意味、自己否定することがエネルギーになっているわけです。

そのように人生を歩んできたので、自分ではそういうもんだと思い込んでいました。(イラショナル・ビリーフ)

かつての僕は、それ以外の可能性を知らないので、自分に厳しくするように他者にもそれを求めていました。

ずいぶん部下には厳しい上司だったように思います。

幸いにも、今でも交流のある元部下たちは「お陰さまでまっとうになることができました」と言ってはくれるものの、ついて来れずに本来持っている能力を開花できなかった部下もたくさんいるのではないかと思います。

申し訳なく思います。


持っていないものは与えられないと言います。

自分自身が「承認」で満たされているからこそ、他者に「承認」を与えることができると。

誤解を恐れず少し分かりやすく表現すると、愛に満たされていたら他者にも愛を与えることができる。


僕は55年くらい自己否定をしながら生きてきました。

苦しかったですね。

それを脱却するきっかけになったのは、ちょっとしたことでした。

ふとんに入ったら3つ、自分が今日成し遂げた事や自分について素晴らしいと思ったことを書いてから眠りについたのです。

極端に言ったら「今日もちゃんと歯を磨いた」でも良いのです。

とにかく「承認」できることを毎日探して書き出すのです。

3か月くらい経った頃でしょうか。

今(現在)の自分にOKが出せるようになってきたのです。

「自己承認」が当たり前にできる人から見たら「そんなに大変なことなの?」と思われる事かもしれませんが、55年も自己否定しながら生きてきたので、自分を「承認する」という「ちょっとしたこと」でも「大変なこと」なのです。

ものごとの捉え方、考え方、行動といった「習慣」が人生を創っているんですね。

このような経験から「新しい習慣」を身に着けることは、どんな小さな習慣でもそれは「修行」と捉えるようにしています。


僕は経験上「自分の大切にする価値(理念・ミッション)」を明確にして、それを実践する(生きる)ことが、その時の客観的状況に因らず「自己承認」につながることを知っています。

そして、それはとても「幸せ」なことだと知っています。

「成功することは幸せの基ではないが、幸せは成功の基」という言葉があります。

「幸せな成功」を、より多くの人と分かち合いたいと思います。

 
 
 

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