「自信」ということ
- 藤井 浩行
- 2022年2月7日
- 読了時間: 2分
天才と一般的な人とのDNAを比較しても、違いはほとんどないそうです。
つまり天才の遺伝子はない。
ただ天才と言われる人たちは、意図とトレーニングによって、それにふさわしい能力の遺伝子スイッチがオンの状態になっているのだと思います。
ですから私たち一人ひとりには、すでに必要な“素”はすべて備わっているのだと思います。あとは、そのスイッチをオンにする意図を持ち、ふさわしいトレーニングをすることが大事なのだと思います。
大げさに言うと、誰もがアインシュタインさんとも、大谷翔平さんとも潜在的な能力はほぼ同じだと言うことです。
あとは、それを信じてやるかどうか。やり続けるかどうか。

研修で使う実習なのですが、掌が大きくなるイメージを持つと実際に大きくなります。
これは何を意味するかと言うと、身体は自分のイメージ通りに活動すると言うことです。
自分自身に対して、ふだんからどんなイメージを持っているかがとても重要なのです。
もちろん「言葉」も影響を与えます。
毎日、どんな自己内会話をしているでしょうか。
自分自身に対してどのような言葉をかけているでしょうか。
レモンに「ありがとう」と声をかけると、味が変わります。
まろやかになり、美味しさが増すようです。
つまり「言葉」には物質的変化を与えるエネルギーがあるようです。
これを私たちは「自己内会話」というカタチで自分自身に影響を与えています。
自分自身に良いイメージを持ってください。
自分自身にポジティブな言葉をかけてやってください。
あなたの行動が変わり、パフォーマンスにも影響があるでしょう。
最近気づいた事があります。
それは「自信」という言葉についてです。
何を根拠にするかで捉え方が変わってくるなぁと思ったのです。
それまでは「自分の過去の実績、経験」を根拠に「自信」という言葉を使っていたように思います。
だから経験のないことに対しては「自信がないなぁ」と自分に語りかけることがありました。
しかし「人間としての潜在的可能性は天才と同じ」を根拠にしたら「(経験がある無いに関わらず)できる!」ということになります。「自分を信じる」とは、そういうことではないかと思ったのです。
本当に、できたか、できなかったかは結果として明らかになりますが、取り組む前に自分自身に「自信がないなぁ」と語り掛けるのと「できる!」と語り掛けるのではパフォーマンスに差ができるのではないかと思います。
天才と言われる人たちがしているのは「人事を尽くして天命を待つ」ということなんだろうと思います。
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