「成長サポート制度」
- 藤井 浩行
- 2020年2月13日
- 読了時間: 2分
あるクライアント先で、人事制度の構築をサポートしています。
制度創りにおいて意図しているのは、その仕組みによって社員のモチベーションが上がり、能力開発が促進されることです。
そしてその大前提として、理念(企業の大切にする価値)への共感と実践を大切にしています。
そして減点法でなく、加点法の考え方をベースにし、名称は「評価制度」とか「人事制度」ではなく「成長サポート制度」としています。
言葉による印象は、受け取る人の捉え方に影響を与えると思います。
なので、できるだけポジティブな言葉を使い、肯定的な表現を心掛けています。

半年間で完成度が70%くらいまで来ましたが、プロセスはまさに学びの連続だと感じました。
・業種によってまったく仕事のプロセスが違う
・社長は(やはり)現場のことは見えていない
・制度作りには現場のメンバーを入れることが効果的
・被雇用者の価値観が多角化する中、会社へのニーズはそれぞれに違う
などなど、面白いことにたくさん出会っています。
体験してみないと実感できないことがたくさんあるなぁと思います。
またビジョン(あるべき姿)は定性的なこと、定量的なこと両方が満足するものを設定する必要があると感じています。
そして、それが社員の納得する制度になった時に、仕組みになるのだと思います。
仕組みとはインプット資源が付加価値がついてアウトプットにつながる主体だと考えます。
クライアント先の社長はかなり革新的な経営者なので、これまでにないシステム(成長サポート制度)ができるのではないかと思います。
一緒にやっていて、刺激的で楽しいと思うクライアントと一緒に仕事ができることに幸せを感じています(^^)
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